大阪のおばちゃんがメンヘラを殺す
大げさなタイトルですけど別に大阪のおばちゃんが殺人を犯したりする話ではないです。
前回実母がアレでナニな人物であるという話を書きましたが
今日は義母のことを書こうと思います。
(ちなみに前回と前々回に描いた日記、母は無事帰ってきたし私も病院行ったっけど異常なし(肝臓数値も問題なし)でした。
ベタナミンが肝臓キラーみたいに言われてるの、幾分大げさなんではないだろうか…?と思っています。)
義母の話に戻ります。
主人と結婚してできた義理のお母さんですが、絵にかいたようなテンプレートの大阪のおばちゃんです。
ヒョウ柄こそかろうじて着ないものの(娘に止められているからだと思われる)原色の服を着て、パーマを当て、アッハッハとよく笑い、商店街が好きですぐそのへんの店の人と仲良くなり、どこでも値切交渉をし、誰にでも話しかけ、元気な明るい人です。
初めて会ったとき声は大きいし早口だし(これは緊張していたからだと思われる)服は原色の紫をドーンと着こなしているし
コワイヨ~~~!!と思ってたんですが
少しづつ話すうちにすげーーーーいい人だなって気づきまして。
まあ~~~~~~~~~~~とにかく明るい。
何かあってもあっはっはと笑っているし、困ったことがあっても先読みして困ってないかと聞いてくれ、悩み相談したら最後にはいつも
大丈夫、なんとかなりますよ、と言ってくれる。
私は人生において実母に一度も味方になってもらったことがなく
(何かあれば都度私に落ち度があるせいだといわれてきたので)
またとにかく思考回路がネガティブ一直線、過干渉で支配的、
しょっちゅう対人で落ち込んでは娘の私にどうしたらいいかな?と
聞くので正直に言うとお母さんが悪いっていうの!と暴れる(どうすりゃいいんだ)
旦那とまだ結婚しておらず、付き合ってるときにたまたま義母から届いたメールを見せてもらったとき
「えっこれほんまにお母さんのメールなん…?」って
3回は聞きました。
ざっくりと、あまり遅くならないように、ご飯はいりますか、適度に遊んだら気をつけて帰ってきてねという内容だったと思いますが
文章が無茶苦茶優しいんですよね…
横に私がいるから体裁を保った演技のメールだと本気で思ってました。
(後でほんまやったわ…って思い知ることになる)
私の中の母親というのは、実母の持つそれらが全てだったし
そういう意味で母とは、家庭とはそういうもの洗脳されてたんですよね。
実際18で進学のために家を出た時、人生こんなに楽なのか、と思ったのをよく覚えています。
私はアダルトチルドレン的メンヘラの子に悩みを打ち明けられたとき、その子が18超えてたら私はまず家出ろって言います。
機能不全家族って洗脳による宗教と一緒です。
人生、無茶苦茶楽になるし自活力もつくからまず家を出てそれからあとのこと考えましょう。
脱線しましたが大阪のおばちゃんである義母の話です。
私はたまたま旦那と出会って、義母と出会って、その明るさがしんどい時期もありましたが、長く時間をかけて、とにかく明るく元気な人と一緒にいると鬱がシュワ~~っと消えていきます。
あと話すことが好きで、話しかけてくれるので
私は、自分は喋れないし、話してはいけないみたいな強迫観念に追いやられてたんですけど
「ああ、何を話してもいいんだな」
と思えるようになって、かなり楽になりました。
ほんまにネガティブ一直線で
座れば昏睡、立てば物損、歩く姿は事故現場って感じのかなり強力なメンヘラかつ発達障害傾向である私にも関わらず
嫁ちゃんは病気じゃないよって裏で言っててくれたたらしく
嘘やろ!?って思ったけど、もうそれだけで感謝感謝って感じじゃないですか。
もちろん二極化な思考で義母の事を神格化してもいけなくて、
人間としてのエグみや弱点は加味しないといけないですけど、
それでもこの強力なメンヘラを殺す大阪のおばちゃんパワーおそるべしと思います。
あの人たちは言いたいことを好きなようにパーッと言って発散して、貯めこまずに自己実現しているから不満やストレスを処理するスキルが高いんだと思います。
案外不景気や、このストレス社会を解決する手段が大阪のおばちゃんにはあるのではないかと思いもします。
これは私めっちゃ恵まれてるアピール日記ではなくて、
明るい元気な人といると鬱は治りますという日記です。
人運はあるけど、そういう人とご縁があればガンガン喋っていくのがいいかと思います。大阪の商店街に来て、そういう人がいていけそうと思ったら話しかけてみて下さい。大阪の宣伝をして終わります。